被告人について



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被告人

2018032509
2017年の作品 全22話 チソン、オム・ギジュン出演
公式サイト http://culture-pub.jp/hikokunin/

面白かったです!

「主人公が自分の妻子殺しの濡れ衣を着せられている」
ストレスのたまりそうな苦手な設定なので心配していました
もちろん悪役へのストレスはかなり大きかったですが
それ以上に続きが気になる面白いドラマでした!

ハラハラしながらも、ストレスを感じながらも面白く見れたのは
素晴らしい「設定と展開、悪役、サブキャラ、主役チソン」のおかげかしら

<設定と展開>
辛い設定でしたが、その設定のおかげで序盤から視聴意欲UPでした
主役のジョンウ(チソン)妻子殺しの罪で収監されているが記憶を失っていて
なぜ自分がここにいるのか理解できず混乱している

彼が犯人のような過去映像や自白の様子も流れるので
「どういうこと?何が起こったの?なぜこんなことをしているの?」
見ている私も彼と一緒になって真相を追い求めました
そのうち真相が明らかになりますが
「だからこんなことになってしまったのかー」と納得の展開でした

その後は、彼がどんなふうにして濡れ衣を晴らすのかが気になりました!
彼は刑務所の中で手も足も出せない状況
さらに周りの権力者たちは皆、悪役ミノに買収されている状態
反撃なんて不可能に思える状況の中から少しずつ味方を得て
彼の反撃が始まります
それでも敵もかなり粘り強く、あの手この手で応戦
この粘り強い悪役のおかげで最後の最後まで「どうなるの?」と気になり続けました

<悪役>

悪役ミノのドラマも気になりました
彼も決して余裕しゃくしゃくではないんです
双子の兄を殺して彼になりすましているため周囲にバレないように右往左往
彼の中で絶対権力者である父親との関係、兄の妻子との関係も見ごたえがありました
いつもなら「顔も見たくないほどただただ憎い存在」になる悪役ですが
今回はイラつくだけでなく彼自身の物語が気になったところも有難かったです!

<サブキャラ>

魅力的なサブキャラさんがたくさんいました!
何と言っても刑務所の同室メンバーが皆さんすごく良かったです
辛く苦しい展開が多い中、彼らの絆や結束力にずいぶん救われました
最後も彼らのおかげで明るい気分で終わることができました!

特にお気に入りだったのはチョルシク
最初は怖~い感じの人だったのに、最後エプロン姿まで見れるとは!(^^)
演じるチョ・ジェユンさん、強面なのにお茶目な役がホントにお上手!!

ジョンウの家族も良かったです
妻ジスだけは、思い出すだけで可哀想でいっぱいになりますが
優しさのかたまりのような義母も良かったし
義弟テスは悪役とはまた違った緊張感がありましたが
最後は味方になってくれ、ホッ!

娘ハヨンを演じたシン・リナちゃん
彼女がやっぱりものすごく良かったです!!!
今や私の中ではテッパンの大女優さん
最後の「ママに会いたい」はウルウルだったし
他にも時折見せる彼女の表情に切なさで胸がいっぱいになりました

そして、このドラマで思いがけなく悪役ミノと同じくらい!?
いやそれ以上にイライラさせられた親友検事ジュニョク
昔から家族ぐるみの付き合いをしてきた親友なのに、なぜ?
誰よりも「悪」を見過ごしてはいけない検事なのに、なぜ?
彼だけは画面に登場するだけで即イライラスイッチONでした(^^;)
このまま終わったら、もうこの俳優さん悪いイメージで固まってしまう~~~
と心配しましたが、最後は「追い詰められて」ではなく「自ら」決着でスッキリしました
これなら他のドラマで彼を見ても大丈夫かな!?(^^;;)

<主役チソン>

演技大賞を受賞したのも納得です
彼の演技のおかげでより一層ジョンウにのめり込んでドラマを見れた気がします
戸惑い、悲しみ、怒りの演技も忘れられないけど
私は娘ハヨンとの父性を感じるシーンが大好きでした

悪役ミノと親友検事ジュニョク
彼らの転換のきっかけとなったのがどちらも子供の存在でした
純粋無垢な子供って、それを忘れてしまった大人にとっては
大事なものを思い出させてくれる大切な存在なんだな~と改めて感じさせてくれました
そして、そういうものに共鳴できる部分をわずかながらでも持ち合わせていた悪役だったから
まだ「見るに堪えかねない!」とまでは思わずにすんだのかな~とも思います

お気に入り度 ★★★★ (最高5)

Source: http://tomokos91.blog.fc2.com/

記事引用元
被告人


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