意志表現「~します」を韓国語では?을게요(ウルケヨ)ㄹ게요(ルケヨ)
自分の意志を伝える「~します」の表現を韓国語で作る場合、動詞などの語幹に「을게요(ウルケヨ)」、または「ㄹ게요(ルケヨ)」をつけます。
「食べる、行く、作る」などの動詞に「~을(ㄹ)게요(ケヨ)」をつけて「食べます、行きます、作ります」とハングルで意志表現をすることができます。
また自分の意志を伝えるだけでなく、場合によっては約束したりするときに使う表現にもなります。
ここでは、「~します(意志・約束)」の意味を表す韓国語「~을(ㄹ)게요(ケヨ)」のさまざまな使い方を、わかりやすく説明していきます。
「~을(ㄹ)게요(ケヨ)」の使い方
自分の意志を伝える「~을(ㄹ)게요(ケヨ)」の表現を作る前に、動詞の原型と語幹、語尾を確認しておきましょう。
例 | 原型 | 語幹 | 語尾 |
---|---|---|---|
食べる | モクタ | モク | タ |
먹다 | 먹 | 다 | |
行く | カダ | カ | タ |
가다 | 가 | 다 | |
作る | マンドゥルダ | マンドゥル | タ |
만들다 | 만들 | 다 |
これらの動詞の語幹に「~을(ㄹ)게요(ケヨ)」をつけてみます。
韓国語「~します(意志・約束)」
- 語幹(パッチムあり※ㄹ(リウル)以外)+을게요(ウルケヨ)
- 語幹(パッチムなし)+ㄹ게요(ルケヨ)
- 語幹(パッチム「ㄹ(リウル)」)+ㄹ게요(ルケヨ)
語幹に을게요(ウルケヨ)とㄹ게요(ルケヨ)のどちらをつけるかは、語幹の最後の文字のパッチムで決まります。
語幹の最後の文字にパッチムがある場合は、「을게요(ウルケヨ)」をつけます。ただし、そのパッチムが「ㄹ(リウル)」の場合は、「ㄹ(リウル)」を取って「ㄹ게요(ルケヨ)」をつけます。
語幹の最後の文字にパッチムがない場合も、「ㄹ게요(ルケヨ)」をつけます。
語幹(パッチムあり※ㄹ(リウル)以外)+을게요(ウルケヨ)の例
● 먹다(モクタ)食べる
먹(モク)+다(タ)
↓最後にパッチムあり※ㄹ(リウル)以外
먹(モク)+을게요(ウルケヨ)
↓
먹을게요(モグルケヨ)
食べます
「먹다(モクタ)」の場合、語幹の最後にパッチムがあるので、「을게요(ウルケヨ)」をつけて、「먹을게요(モグルケヨ)」になります。
語幹(パッチムなし)+ㄹ게요(ルケヨ)の例
● 가다(カダ)行く
가(カ)+다(タ)
↓最後にパッチムなし
가(カ)+ㄹ게요(ルケヨ)
↓
갈게요(カルケヨ)
行きます
「가다(カダ)」の場合、語幹の最後にパッチムがないので、「ㄹ게요(ルケヨ)」をつけて、「갈게요(カルケヨ)」になります。
語幹(パッチム「ㄹ(リウル)」)+ㄹ게요(ルケヨ)の例
● 만들다(マンドゥルダ)作る
만들(マンドゥル)+다(タ)
↓最後のパッチムが「ㄹ(リウル)」
만들(マンドゥル)+ㄹ게요(ルケヨ)
↓ㄹ(リウル)を取る
만들게요(マンドゥルケヨ)
作ります
「만들다(マンドゥルダ)」の場合、語幹の最後のパッチムが「ㄹ(リウル)」になるので、「ㄹ(リウル)」を取って「ㄹ게요(ルケヨ)」をつけて、「만들게요(マンドゥルケヨ)」になります。
「할게요(ハルケヨ)」の使い方
「하다(ハダ)」がつく動詞の場合は、これまでと同じように語幹の最後「하(ハ)」にパッチムがないので、「ㄹ게요(ルケヨ)」をつけて「할게요(ハルケヨ)」になります。
- 하다(ハダ)→ 할게요(ハルケヨ)
「할게요(ハルケヨ)」の作り方を説明します。
● 공부하다(コンブハダ)勉強する
공부(コンブ)+하다(ハダ)
↓하다(ハダ)→ 할게요(ハルケヨ)
공부(コンブ)+할게요(ハルケヨ)
↓
공부할게요(コンブハルケヨ)
勉強します
● 운동하다(ウンドンハダ)運動する
운동(ウンドン)+하다(ハダ)
↓하다(ハダ)→ 할게요(ハルケヨ)
운동(ウンドン)+할게요(ハルケヨ)
↓
운동할게요(ウンドンハルケヨ)
運動します
● 전화하다(チョヌァハダ)電話する
전화(チョヌァ)+하다(ハダ)
↓하다(ハダ)→ 할게요(ハルケヨ)
전화(チョヌァ)+할게요(ハルケヨ)
↓
전화할게요(チョヌァハルケヨ)
電話します
「~을(ㄹ)게요(ケヨ)」の例文
한글 교실에 다닐게요.
(ハングル キョシレ タニルケヨ)
『ハングル教室に通います。』
호텔을 예약할게요.
(ホテルル イェヤカルケヨ)
『ホテルを予約します。』
열심히 공부할게요.
(ヨルシミ コンブハルケヨ)
『一生懸命勉強します。』
내일 갈게요.
(ネイル カルケヨ)
『明日行きます。』