「じゃんけん」を韓国語では?じゃんけんぽんの掛け声(言い方)とやり方
韓国語で「じゃんけん」を「가위바위보(カウィバウィボ)」と言います。
※読み方はカタカナで「カイバイボ」と表記されることもあります。
日本では「じゃんけんぽん」や「じゃんけんほい」などで始まる「じゃんけん」ですが、韓国ではどのようなやり方をするのでしょうか?
ここでは韓国のじゃんけん「가위바위보(カウィバウィボ・カイバイボ)」の意味ややり方について解説します。
가위바위보(カウィバウィボ)の意味
韓国のじゃんけん「가위・바위・보(カウィ・バウィ・ボ)」の意味ですが、3つに分けることができます。
- 가위(カウィ)= ハサミ(チョキ)
- 바위(パウィ)= 岩・石(グー)
- 보(ポ)= 布・風呂敷(パー)
「チョキ」がハサミ、「グー」が石(岩)なのは同じで、「パー」は日本では紙ですが、韓国では布(風呂敷)という意味になります。
また、日本の「チョキ」はピースサインを出す人が多いですが、韓国ではピストルの形をするのが定番です。
가위바위보(カウィバウィボ)のやり方
韓国のじゃんけん「가위・바위・보(カウィ・バウィ・ボ)」のやり方は、ほぼ日本と同じです。
「カウィ・バウィ・ボ」は、掛け声としても使われます。
日本の「じゃん・けん・ぽん」と同じリズムで「가위・바위・보(カウィ・バウィ・ボ)」の掛け声でじゃんけんをします。
まず最初に、「カウィ・バウィ・ボ」の掛け声でじゃんけんを始めることもあれば、日本の「出さなきゃ負けよ」にあたるフレーズで始めることもあります。
「出さなきゃ負けよ」を韓国語で、「안내면진다(アンネミョンチンダ)」と言います。
「안내면(アンネミョン)=出さないなら」、「진다(チンダ=負けだ)」となり、「出さないなら負けだ」という意味になります。
他にも鬼を決める遊びやゲームのときは、「안내면술래(アンネミョンスンレ)」と言ったりもします。
「술래(スンレ)」は鬼(おに)という意味です。
そして、じゃんけんをしたら、「あいこ」になる場合があります。
その場合、日本では「あいこでしょ」と続けて掛け声をします。
ですが、韓国では「あいこでしょ」という言い方は基本的にはなく、「カウィ・バウィ・ボ」を繰り返し最後まで決着をつけます。
たまに、「보・보・보(ポ・ポ・ポ)」が「(あいこで)しょ・しょ・しょ」という感じで使われることがあります。
他にもじゃんけんは、日本でも地方や人によって多少言い方が違っていたりするように、韓国でも言い回しが多少異なることがあります。
もしかしたら、この先韓国語でじゃんけんをする機会があるかもしれません。
じゃんけんしよう!
가위바위보 하자!
(カウィバイボ ハジャ)
ぜひ韓国語の掛け声でじゃんけんをやってみてくださいね。